履修のこと、それと現在高専生の人向け

どうもこんにちはロスチャイルド太郎です。

前回は大学生活スタートアップについてブログを書きました。
↓見てない方はこちら↓

agnext.hatenablog.jp

 

 

それで、

今回は

「授業履修に関することのまとめ」
「今現在高専に通っていて、将来大学編入を目指す人への指南」
です。

 

 

 

 

 

「授業履修に関することのまとめ」

前の記事でも書きましたが、僕の単位認定はおそらく74単位となります。

ちなみに、
卒業のためには最低133単位
進級のためには最低104単位

となるため、74単位というのは少ない気がしています。
といっても、同期は70単位にすら届かなそうな人も居るわけですが...。

 

 さて、僕は先端ロボティクスプログラム所属ですが、サークルにも同プログラムの学生が居たので、2年終了時点でどれだけの単位が取れているのか調査しました。

 まあ大体の値ですが、内部生は95単位前後教職課程も取っている人は115単位くらいはすでに取っているようす。僕の74単位というのは、内部生なら相当少ない値ですね。

 それに加えて、編入生は下級生の科目を履修しなければいけないため、下級科目と時間割が被った場合、3年の必修科目が来年に先回しになってしまいます。さらには編入後に取る下級科目というのは卒研着手条件の1つでもあるので、落とすと即留年にもなります。

 

 ここでわかりやすく僕の時間割を示して、具体例を述べたいと思います。

 

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図1 僕の時間割(予定)

 

時間割上で薄ピンク色で示している授業がありますね。こちらの授業たちは卒研着手条件に含有されているため、1つでも落とすと留年が決まります。たとえ104単位以上を取っていてもです。

また、総合コミュニケーション科学、確率統計、線形代数第二、健康論という科目は1年生の科目のため、1年生たちと混じって履修する必要があります。

 

/* コメント。あくまでオフレコ。
総合コミュニケーションとか、1年向けの学類学科紹介なんだから編入生に受けさせるなよ..。専門学びに来たのに、大学の学類紹介なんて聞きたくない。睡眠時間。健康論も、専門とは関係ない上に手書きレポートとかいう仕打ちで、編入生全員にフラストレーションたまって健康および精神衛生上良くない。健康を論ずる前に本末転倒。
*/

 

こんな感じで、履修する科目というのは、注意をして、確実に単位を取って行かなければ、編入したのに留年という悲しいことになりかねません。

 

 

 

「今現在高専に通っていて、将来大学編入を目指す人への指南」

さて、次の話題に移ります。

ここでは僕が電通大の単位認定を行った上で感じたことを書いて、将来の電通大となるかもしれない君たちのサポートをしたいと思います。

 

①英語はやっておこう

高専生だとよく言われていることだと思いますが、英語の授業はやっておきましょう。
とくに電通大の単位認定では、高専の英語の単位が足らない」みたいな事案が起きて、大学で英語を受けるハメになります。

 

英語の出来ない高専生が、
センターとか2次試験を超えて入学してきた優秀な高校生達と対等に渡り合えますか?そんな環境で成績の優or秀が取れますか?


おそらく厳しいと思うので、高専時代に英語の単位は沢山取得しましょう。選択科目に英語があるなら優先して履修することをおすすめします。

もちろん、内部生たちと対等に渡り合える英語力は持っておきましょう。
ついでに、3年生の英語の授業は全部英語でやります。
今のうちからボキャブラリーもリスニングもリーディングもカバーしてください。
全部英語って言っても、TOEIC目安で600くらいあると望ましいレベルだけどね。

ちなみに電通大生のTOEIC平均スコアは500〜530くらいです。

 

 

高専と専攻が同じだからって得するわけじゃない

これは僕が先端ロボティクスという、実質機械科にいて感じたことです。

単位認定のイメージだと、「機械機械」とか「電気電気」みたいに専攻を変更しないほうが単位認定されやすいというイメージが有るのではないでしょうか?

もちろん、専攻を変えないほうが大学生活は過ごしやすいと思います
(高専でひと通りやってるから)

しかし、電通大の単位認定的には、専攻を変えていようがいまいが、単位認定で特に優位性はありません。

 

 

機械系から入学した人は、専門科目が50単位以上認定されていましたが、専門の認定上限が18単位と設定されているため、余りの32単位は認められませんでした。

ただ、高専ですでに行った実験項目は履修する必要がなくなるため、実験の項目が半分近く減り、実験の単位が実質半分取れる。

 

(これは高専のカリキュラム次第だと思うけど)
しかし悲しいかな、一般科目の単位数が不足しており、化学や第二外国語を履修する可能性も有るようです。その人の合計認定単位数は70単位に届かないくらい。

 

 

一方で、電気系からロボティクスに入学した僕は、
専門科目が19単位(上限超えてるので1科目切り捨てる予定)と、専門は電気系だけの認定でしたが、上限ほぼジャストになりました。
一般科目合わせて74単位でしたので、単位数的には「専攻が変わらずの人」以上をもらえます。

また、実験の項目は12個ありますが、そのうち電気系の2項目が履修の必要がなくなりました。

 

つまりは、専攻は大きく変更しない限り問題ないってこと。
ヤバイのは、情報↔機械とか、化学↔電気とか。

 

 

第二外国語高専で4単位取れ

電通大の卒業要件では、第二外国語を基礎科目2単位、演習2単位の合計4単位を必要とします。高専第二外国語って、きっとゆるい単位だと思ってるので、高専のうちに取得したほうが良いでしょう。今現在、電通大に行くならドイツ語のほうが認定ゆるいから、ドイツ語履修をおすすめするけど、2年後、3年後に認定が緩いかどうかはわかりません。

 

④専攻変える予定の人も、高専時代に単位は取っておけ

上で、専攻変えようが変えまいが認定単位数に大きな差異は無いということを述べましたが、これも似たことです。

電気回路とかを電気系学科だけがやっているという訳ではないように、機械系でも通信や電気、計測、コンピュータ、信号処理系は履修できます。

ですので、「俺は機械に学科変更したいから高専の専門選択科目は受けないぜ」とか言ってると単位認定で電気系専門科目が取れず苦しくなるかもしれません。

そもそも、大学の授業自体に工学という関連性が有るので、電気系だから機械系に通じないということはないので、色々高専で履修して、単位は取っておきましょう。

機械だろうと電気と情報はやります。

できれば3年生のうちに、過去問探索のついでに大学のシラバスを見て、どんな科目が大学には有るのか、それは高専で言うとどの科目なのか、内容は似ているか、など見ておくと単位認定で成功するかもしれません。

 

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図2 先端ロボティクスのカリキュラム

 

電通大の話になるけど、
この図に書いてあるところの"必修"の科目、理数基礎科目や、類共通科目なら確率統計や力学、電磁気、電気回路などの科目は高専で履修できるなら優先して取ってほしい...。

 

今回はこれで。
質問はご自由にコメント欄からどうぞ。